まず、市役所(町役場)の住民課で、父親が亡くなったこと、あなたと父親の関係(親子)であることが分かる戸籍(除籍)謄本を取りましょう。そして、それを持って、父親と取引があったと思われる金融機関に行き、①父親が生前口座を持っていたかどうか、②死亡日に預金が幾らあったかを問い合わせましょう。
不動産については、市役所(町役場)の資産税課で被相続人の「名寄帳」を取れば、どこにどのような不動産があったのかが分かります。
遺産の内容が分かっても、やはり兄が話合いに応じないのであれば、家庭裁判所に遺産分割の調停の申立てをすることになります。
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- 父の生前、同居していた兄が父の財産の管理していました。父が死亡して相続が発生した後、兄は、他の兄弟にどのような遺産があるのか教えてくれず、遺産分割の話合いも拒んでいます。どうしたら良いでしょうか。